メールマガジン 第53号

ひたちものづくりサロン メールマガジン ◇第53号 2016/3/10発行

********* 今 月 号 の 目 次 **********
【1】今月のトピックス
【2】茨城大学シーズ紹介
【3】イベント情報掲示板
【4】ぴたっとラジオンアーカイブコーナーのご案内
【5】HMS賛助会員数報告
【6】編集後記
【7】事務連絡

★ 【1】今月のトピックス ★

学生と中小企業の橋渡しを

3月2日の日本経済新聞朝刊に「学生と中小企業の橋渡しを」と題する社説が
掲載されました。その内容を要約すると次の通りです。

(1) 経団連の会員企業による採用説明会が3月1日に解禁になり、来春
卒業する大学生の就職活動が本格的に始まった。一人でも多くの学生が
早めに内定を取り、「就活」で疲弊しないようにしたい。

(2) 学生の目を大企業だけでなく、中小企業にも向けさせることが大事であり
大学や商工会議所などは積極的に活動してほしい。

(3) 選考解禁とともに経団連加盟の大手企業への就職が決まる学生は限られ、
選にもれた学生がそこから何カ月も就活を強いられる姿は珍しくない。

(4) 学生の負担を和らげるために必要なのはまず、学生と中小企業の橋渡しに
力を入れることだ。労働力不足を背景に中小企業の人材確保への意欲は旺盛だ。
リクルートワークス研究所の調査による今春の大卒者の求人倍率をみると、
従業員300人未満の企業は3.59倍と高い。

(5) 大学には成長力のある地域の企業を発掘し、学生に紹介する努力が求められる。
求人情報が集まるハローワークと連携することも効果的だろう。地域の企業の情報を
持つ商工会議所などの経済団体は大学に協力してほしい。

(6) 地域の中小企業の事業内容や将来性について、学生が理解するための場づくりも重要だ。
地元企業の社員と学生が交流する機会を設けるなど、大学や経済団体は知恵を絞って
もらいたい。

学生の多くはその親の意向も働き、どうしても経営が安定して福利厚生が充実しており年収も
高く期待できる大手企業を志向しますし、昨今の売り手市場の中ではその傾向はますます強く
なっているでしょう。ところが一方では大企業といえどもシャープや東芝など数年前までは
優良と思われていた企業がいろいろな要因で苦戦しており多くの社員のリストラを行おうと
しています。
「寄らば大樹の陰」といわれたのは一昔前までであり、いま問われているのは個々人の資質、
能力であって実力が伴わなければ内定は取れないし、仮に大企業に入社出来たとしても社員同士の
激しい競争が待っています。個人の能力を磨くとすれば中小企業の方がむしろ鍛えられるという
見方もあります。
地方大学出身の強みは何なのか、それを発揮できるのはどこなのか、ということを学生は就活に
際しよく考えるべきであり、中小企業側はその魅力の発信と受け入れ体制の整備、充実を図るべき
だと思います。
産学官連携というと「産」のニーズと「学」のシーズのマッチングが典型例でしたが、昨今の学生の
就活事情や社会情勢の変化を考えると、その大きな課題として「学生と中小企業の橋渡し」があると
思います。ひたちものづくりサロンとしても微力ながらその為の一翼を担えればと考え、これからも
活動して参りたいと思います。

★ 【2】茨城大学シーズ紹介 ★

■前回に引き続き、今年度改訂されました茨城大学シーズ集を紹介いたします。
是非ご活用ください。

http://www.rd.ibaraki.ac.jp/seeds.html

【お問い合わせ】
茨城大学社会連携センター(日立分室)
Tel:0294-38-5005
Fax:0294-38-5240
E-mail:ccrd-iu@ml.ibaraki.ac.jp

★ 【3】イベント情報掲示板 ★

 ■FMひたち番組「ぴたっとラジオン」
 〔3月の放送予定〕82.2MHz
・3月10日(木)  18:00~18:30
  ㈱三井セキュリティ 三井社長へのインタビュー(2)

■小規模事業者持続化補助金の公募について
 ↓詳細は以下をご覧ください
 http://www.shokokai.or.jp/?post_type=annais&p=3224

■「第20回M-Tech機械要素技術展」出展企業募集のご案内
 ↓詳細は以下をご覧ください
http://www.hits.or.jp/

■新入社員研修 スタートダッシュで差をつける!楽しく学ぶ
ビジネス実務のご案内
【日時】平成28年4月12日(火) 9:30~16:30
【会場】日立商工会議所会館(日立市幸町1-21-2)
↓詳細は以下をご覧ください
http://www.hitachicci.or.jp/seminar/index.html#seminar20160412

★ 【4】ぴたっとラジオンアーカイブコーナーのご案内 ★

 ひたちものづくりサロンのホームページに専用コーナーを開設し、日立市近隣の
多彩な経営者の方に学生がインタビューする番組、FMひたち「ぴたっとラジオン」
の「そうだ社長になろう」コーナーの録音ファイルのアーカイブ化を行いました。
次のURLからIDとパスワードを入力すると今までご出演頂いた方々の顔写真に
添えてMP3ファイルのダウンロードができるページが開きます。是非一度アクセス
してみてください。

   ぴたっとラジオンアーカイブコーナーURL:

   http://hms.rd.ibaraki.ac.jp/pita.html

   録音ファイルダウンロード用URL:

   http://hms.rd.ibaraki.ac.jp/pitaradi/

     ID:PITARADI パスワード:hmshacho

なお、ダウンロード用URLは著作権保護のためHMS会員専用といたしますので
一定期間経過後はぴたっとラジオンアーカイブコーナーからIDとパスワード
は削除させていただき、本メールマガジンの中でのみ公開とさせていただきます。

★ 【5】HMS賛助会員数報告 ★

  賛助会員の募集を開始してから現在までに19社からのお申込みをいただいて
おります。
 皆様の浄財を少しでも地域活性化に活かす為、賛助会員費(一口2万円)を
1社でも多くご協力頂きたくお願い申し上げます。
 また、賛助会員の皆様におかれましては、今年度分賛助会員費をお納めいただきまして
誠にありがとうございました。
 
■HMS賛助会入会のメリット
 1.産学官金各界関係者との人的ネットワークが広がり、ビジネスチャンス
   が増大します。
 2.大学の教員、学生(留学生含む)との交流機会が増えます。
 3.コーディネーターを介した技術相談・共同研究により企業の課題が解決
   されます。
 4.賛助会員の企業・団体の方はHMS主催の有料イベントの会費の割引特典
   があります。
 5.賛助会員の企業・団体には茨城大学より参画官連携に関するシーズ集、
   広報誌ほかをお届けします。

■加入申込み・問合せ先
 茨城大学社会連携センター日立分室(旧:産学官連携イノベーション創成機構)
産学連携室内 HMS事務局
 TEL:0294(38)5005
  
 詳細は下記ホームページをご覧ください。
 http://hms.rd.ibaraki.ac.jp/index.html#about

★ 【6】編集後記 ★

 なでしこジャパンは3月9日の北朝鮮との試合には勝ちましたが、結果として
リオ五輪の最終予選で敗退しオリンピック出場権を逃しました。これを機に
ワールドカップで優勝にまで導いた佐々木監督は辞任するようです。一方で、
今までどちらかというと目立たなかった男子サッカーは一足先に出場を決めて
いましたので、あのなでしこがなぜ?と感じる人は多く、報道でも同情と批判が
交錯しています。一部のスター選手に頼って若手の育成が遅れたとか、その存在が
ライバルの競争心を刺激したとか、結果論としてはいろいろあるようです。盛者
必衰は偉大なチームの宿命であり、是非とも心機一転して若い力で再生して欲しい
ものです。

「最も強い者が生き残るのではなく、最も賢い者が生き延びるでもない。唯一生き
残るのは、変化できる者である」これは種の起源、進化論で有名なダーウィンの言葉
ですが、スポーツの世界でも企業経営でも相通じることであり、産学官連携の在り方に
おいても参考にすべきだろうと思います。

ひたちものづくりサロン代表幹事  太田秀夫

★ 【7】事務連絡 ★

 ■本メールマガジンにてHMS会員様向けに周知したい案をお持ちの事業者様は
是非、下記メールアドレス宛にご連絡ください。

 HMS事務局:hms-jimukyoku@ml.ibaraki.ac.jp

■HMSのホームページから、ひたちものづくりサロンメールマガジンのバック
ナンバーが確認できます。
皆様、ぜひご活用くださいませ。


※アクセスには参照用(下記)のID・パスワードが必要になります。

 ID:hms-mail
 Pass: maga2012

HMSメールマガジンバックナンバー
URL:http://hms.rd.ibaraki.ac.jp/back/backtop.html


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茨城大学 社会連携センタ―日立分室 産学連携室
〒316-8511 茨城県日立市中成沢町4-12-1
TEL: 0294-38-5005 FAX: 0294-38-5240
E-mail: hms-jimukyoku@ml.ibaraki.ac.jp
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